坂を上ると、青い海が見えてくる。
穏やかな波の音と共に、
どこからか聞こえる鐘の音。
澄んだ空気を、胸一杯に吸い込んだら、
瞳を閉じ、今の幸せに感謝をする。
長崎の鐘が鳴らなくなったとき、
戦争という現実が、よみがえってくる。
つぶてとなり、空を飛び、
故郷を離れていった長崎の鐘たち。
今、平和という余韻に酔いしれ、
美しい鐘の音が、街に響きわたる。
この平和を、二度となくしてはならない。
当たり前の毎日が、素晴らしいことなのだと、
心に焼き付けておこう。
美しい鐘の音は、今日も街に響きわたっている。



