テレビや新聞を通して、
今、チベットでの暴動が世界に向けて、一斉に放送されている。
中国側の発表では、
暴動をけし掛けた張本人とダライラマ法王のことを、
名指しで非難している。
が、本当にそんなことに、ダライラマが加担しているのだろうか。
私は以前、ダライラマの講演を、拝聴したことがある。
その言葉は、とても力強く、慈愛に満ちていた。
私の心の底から尊敬できる方の1人でもある。
失礼なことだとは思ったが、
今日は、ダライラマ法王に意識を合わせてみたいと思う。
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ダライラマを想い、意識をそこに集中すると、
いきなりラマの身体の中に吸い込まれていきました。
その中は光そのもの、
暗いトンネルからいきなり明るいところに出たときのような感覚、
目を開けても、つぶっていてもただ眩しい光の海、
しかし目を射るような光ではなく、心の中にある浄化できないものが
一気にとけ去っていくような温かみと慈愛に満ち満ちた光。
しばらくすると、私の意識は収縮を始め、
ポンと光の世界より薄暗く感じる部屋の中に移っていきました。
そこには、にこにこと微笑んでいるラマのお姿がありました。
「あなたは誰?」ラマの意識は私に語りかけます。
「私は遠い東のはずれの国、日本よりあなたにお会いしたくてやってきました。
3年ほど前に、東京であなたの公演をお聞きした者です。」
「ほお、それはよくいらっしゃいました。ところでどのような用向きかな」
「只今、チベットでは僧侶を始め、
民衆が一斉に自由を求めての叫びを上げています。
その行動により、多数のけが人や死者が出ています。
このことについて、ダライラマ法王のご意見を聞きたくて、
あなたの意識の中に飛び込んでまいりました。」
「ほお、心配してくれてありがとう。
しかし私は、このことに対して、とても心を痛めてはいるが、
民衆に対しても中国に対しても何も言うことはない。
私が口を開けば、その言葉は、独り歩きをし、
もっと重大な結果を招くことになるだろう。
だから私は、心むなしく、ただ今の状況を眺めているのだ。」
「法王、あなたが言っていいことと発言してはいけないことを
お持ちであることを理解いたしました。
それでは、あなたが皆に伝えてよいという言葉を、私にお与えください。」
「では、2つのことについて、お話をしよう。
1つは今起きていることに対しての願いと、
もう1つは、私が生きていることの意味である。」
「法王さま、ありがとうございました。
あなたの意識の中に私を迎え入れていただいたことを、心より感謝いたします。」
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ダライラマ法王から頂いたお話を、
後日2回に分けて、皆さまにお伝えしたいと思います。



