昨日、わらきレクチャーコンサートに行って来ました。
わらき(和楽喜)とは、
日本の「わ」を、日本、そして世界に広げるために立ち上げられたグループ。
三味線や囃子、笛、浄瑠璃と、
素晴らしい音色と、楽しいお話、
そして旬の涼味あふれる日本料理に舌鼓を打ちながら、
生まれて初めて、このようなコンサートを拝聴しました。
舞台での囃子の立ち位置や、
笛の構造による音色の違いなど、
普段は聞けないようなお話を、
面白おかしく伝えてくださいます。
次に、何か舞台を観に行った際は、
もっと広い視野で、舞台の表と裏、全体を観ることになるでしょう。
今回私が、一番面白いと感じたのは、浄瑠璃でした。
人形浄瑠璃は、テレビなどで拝見したことがありますが、
お恥ずかしいことに、このような浄瑠璃を、間近で拝聴したのは、初体験。
始まる前に、浄瑠璃の話にまつわる説明があり、
イメージが膨らんだ後に、拝聴できたので、
情景が、イキイキと浮かんできました。
人間のイメージというのは、本当に面白いもので、
少しその情景が分かると、映画のスクリーンが頭に浮かび、
その中で人物が行き交っていくのをイメージすることができます。
今回は、三社祭禮之段(さんじゃさい れいのだん)という浄瑠璃でした。
三社祭の山車が、順番待ちの行列になっている中、
物売りの声とお祭りを楽しむ人々の騒がしさ。
そんな情景を、頭の中に浮かぶスクリーンで眺めていて、はっと我に返ると、
クーラーの効いた部屋で、浄瑠璃を真剣に聞いている人々と一緒にいる。
そして、またそのお祭りの中に、意識を戻す。この繰り返しでした。
グループで観に来られた人もいれば、
お1人でいらっしゃっている人もいて、
本当にこの「わらき」が好きなんだなあと感じました。
三味線、締太鼓、笛・・・、色んな和の音を聞いていると、
心がほっこりしてくるのは、やはり日本人なのですね。
とても良いひと時を過ごすことができました。



