トルコ東部ワン周辺で、9日夜発生した地震でお亡くなりになられた宮崎敦さん(41)。
「難民を助ける会」に参加し、今回このような天災に遭われた。
宮崎敦(みやざき あつし)さん・・
ちょうど、顔写真も公開されていたので、
彼の無念さを聞いて、少しでも彼の役に立てればと思い、コンタクトをしてみた。
彼に問いかけると、まずこんな言葉が返ってきた。
「自分が死んだなんて!まだ信じられない。
この手は、この足は、まだ感覚があるように感じるのに!
これは夢か幻か。目覚めの悪い夢を見ているのなら、誰か起こしてくれ!」
とても早口でこのような言葉が返ってきたので、ゆっくりと答えてみた。
「あなたは、亡くなったのですよ。」
「はぁ~」と大きなため息をひとつ。
そして先ほどの早口からはスローダウンして、頭を抱えてこうつぶやかれた。
「自分は、何のために生きたのだろう。
やりたいこともまだまだあり、
すべてが中途半端で終わってしまった気がする。
どうして、世の中は、こんなに不公平なのだろう。」
少し間をおいて、私が言葉を発する。
「でもあなたのやってこられた「難民を助ける会」での活動は、
全国に知れ渡りましたよ。
トルコにこんなことをしに行っている人がいるんだって、
皆が知りましたよ。」
「そうか…、それなら少しはマシかも。でもそれだけじゃダメだ。
自分達のやっている活動が、少しでも大勢の人たちに認知され、
「助ける」→「助け合う」という対等な立場になっていくよう、
それぞれの国も体力をつけないと。
それができるようになれば、
自分たちのやっている活動も、意味を見出すだろう。」
「そうですね。」
「ずっと一方方向への力の伝わり方ではなく、
今は受身の国々の人たちも、
体力がつけば立場を変えて、協力していってくれればいい。
それが伝わっていけば、
自分のこの死も、報われるだろう。」
最初はパニック状態だった宮崎さんも、
少しずつ平静を取り戻していかれた。
「どこか痛いところはありませんか。」
「頭が少し。あと、そういえばお腹のあたりも少し痛いかな。」
「では、自分が一番幸せで健康だった頃を、思い出してみましょう。
最近じゃなくて、もっと小さなお子さんの頃でも、いいですよ。」
「う~ん、今現在の自分が一番好きかな。
もちろん、子供時代も好きだったけど、今が一番充実しているかな。」
健康な時の自分の身体を思い出し、痛みは消えたようです。
肉体を離れた魂は、痛みや苦しみを覚えていますが、
もうその痛みや苦しみは要らないものだよって解ると、それから解放されます。
そして自分の役割を思い出し、その役割に満足されました。
彼はもう少し、この世を眺めながら過ごし、
ご家族やご友人たちとの、一時の別れを認識したら、
疲れを癒すために、深い眠りへと着かれるでしょう。
もう少しの間、この世を眺め、楽しんでくれればいいと思います。
宮崎さん、あなたの経験を、皆が知りました。
残った私たちが、少しずつあなたの意志を継いでいきます。
「助ける」→「助け合う」に向かう道のりは、まだまだ遠いかもしれませんが、
1人ずつがその心を持って過ごしていけば、やがて大きく動いていくでしょう。
素晴らしいメッセージをありがとうございました。
もう少し、この世を楽しんで、そしてお休みくださいませ。




コメント (1)
日響先生のブログにお邪魔すると、時々本当に驚かされます。ブログ記事の内容とドンピシャのタイミングで僕の思考回路が同じ時があります。
今日は2011年11月11日。東日本大震災からちょうど8ヶ月。そして満月。
震災の事は日常的に意識から消えることがなく、トルコの地震にも心を痛めて居ました。
先月の24日に発生したトルコでの地震。あのニュースがなぜトップニュースにならなかったのが不思議でなりませんでした。
トルコ地震を思いながら、11日のちょうど正午頃に、僕も宮崎さんへの思いを感じていました。
どれだけ怖く、痛い思いをされたのだろう?今ご自身が何処にいるのか?迷子になってないか?そんな事を考えていました。もちろん僕には日響先生のように、どこからともなく答えなど返ってくることはありませんが。
その2時間後に日響先生の今日の記事を拝読し、ちょっと驚いた訳です。きっと、僕が思った宮崎さんへの思い。
その答えが日響先生のことばから返信があったのだと。勝手に理解しています。
人間は生まれたから死ぬ。単純明快な摂理ですけど、人の帰依する時はだれしも「途中」なんだと思うんです。
はい、今生はここまで。と言うような書き終えたノートと新しいノートのちょうどその時には絶対にならない気がします。人生の書の書きかけの途中なんですよ。毎日歩き続けて、歩いて、歩いて、歩いて。そしてその途中で突然逝ってしまう。そう考えると、今日の1日に生きる意味を見いだせるのだと思います。
宮崎さんの慈悲の心は残る人たちに教えてくれましたよね。
宮崎さんへ・・・
トルコでの支援活動お疲れさまでした。
日本はもちろんですが、今、トルコでは宮崎さんの活動にトルコ中の国民が深く哀悼の意を表していますよ!
遠く東の日本から救援にわざわざ来てくださった宮崎さんが我が国で命を落としてしまった事に。
日本とトルコ全ての国民と、同じ痛みを持つ世界中の国の人が宮崎さんの死を悼んでます。
大丈夫。必ず光に包まれ、穏やかな気持ちと時間に包まれます。と、道祖神が仰ってるそうです。
宮崎さんの活動はトルコ国民の慈悲と力になりますから。
僕も後に続きますから。合掌
日響先生。勝手に書いてすみません・・・
投稿者: ももたろう | 2011年11月12日 02:55
日時: 2011年11月12日 02:55