第7回目 トリニティメソッド その1
2010年12月11日(土) 五反田ゆうぽうとにて、
今年最後のトリニティメソッドが行なわれました。
今回のテーマは、『ある聖者の物語:ブッタ』についてでした。
ブッタ(目覚めた者)というと、頭によぎるイメージは、
佛教の創始者で、偉大な人
お釈迦様、釈尊、
信仰の対象・・・このように捉えがちですが、
目覚めた者という以外にも、
今では色んな佛さまにも、
「ブッタ」という呼び方がなされています。
アミターバブッタ(阿弥陀佛)
マイトレイヤーブッタ(弥勒佛)等々
今回お伝えする「ブッタ」と呼ばれている聖者も、
もとは、1人の人間でありました。
名前を、『ゴータマ・シッダルタ』といいます。
釈迦牟尼佛(シャカムニブツ)とは、
シャカ族出身の目覚めた者という意味です。
ゴータマ・シッダルタは、現在のネパールで生まれ、
カピラヴァストゥ(パーリ語:カピラワットゥ)という国の王子として育ちました。
彼の父を、『スッドダナ王』といい、
母を『マーヤ夫人』といいます。
シッダルダ王子の母マーヤ夫人は、
彼の誕生(七日後)に、この世を去り、
母の妹マハープラジャパティー(パーリ語:マハーパジャ・パティー)によって
育てられました。
あるとき、『アシタ』と呼ばれる仙人が、
ゴータマ・シッダルタの誕生を知り、
カピラヴァストゥの王宮を訪ねてきました。
仙人は、王子を両手に抱くと、
ポロポロと泣き始めました。
「せっかく王子が生まれたのに、なぜ泣くのか」と王が尋ねると、
仙人は、このように答えました。


