「首、そけい部、脚の付け根、内転筋群の筋溝に沿った痛みを和らげる」
(1)患者:(胸下の座布団を1枚にする。)
仰向けに寝て、両手は体側に添え楽な姿勢になってもらう。
(2)施術者:患者の頭の先、左脇、右脇(左右どちらが先でもよい。)
(3)痛みの確認1:
(a)両腕の付け根(三角筋の際)を圧して、痛みを確認してもらう。
(b)施術者は患者の左脇に移動し、腹の上に掌を当て、お腹の周辺の硬さ等を見る。
(c)左そけい部を圧して、痛みを確認してもらう。
(d)左脚の付け根部を圧して、痛みを確認してもらう。
(e)患者の左足の膝下に施術者の左膝を差し入れて、
右手と右膝で患者の左足を支える。
次に、左手の指(人差し指~薬指まで)を
左足付け根部の内転筋の筋溝に差し入れ、
圧して(下~上に)、痛みを確認してもらう。
(f)その後、内転筋群の筋溝に沿って膝の辺りまでゆっくり圧して、
痛みを確認してもらう。
(4)施術1:
(f)の状態で患者の左足を伸ばさせ、
右手を膝上に置き、左手の掌で患者の左足踵を包みこみ、
左腕を患者の左足指先に絡めたまま体重を右にかけ、
アキレス腱を伸ばす。(15秒ほど)
(5)痛みの確認2:施術者は患者の右脇に移動する。
左脇で行なった「痛みの確認1:(a)~(f)」を左側で行なう。
(6)施術2:
(f)の状態で患者の左足を伸ばさせ、
左手を膝上に置き、右手の掌で患者の右足踵を包みこみ、
右腕を患者の右足指先に絡めたまま体重を左にかけ、
アキレス腱を伸ばす。(15秒ほど)
(7)施術3:患者の頭の先に移動する。
(a)両耳の後ろの完骨(かんこつ)に、
両手の中指の先を合わせ、人差し指、薬指の3本をそろえて、
両側から挟みこんだ状態で、軽く頭頂部に向かって引く。
(b)真言を5回唱えながら、中指の先から気を送る。
(8)痛みの再確認:
確認してもらった痛みが緩和されたかどうか検証する。
また、患者のお腹に掌を当て、お腹が緩んだかどうかの確認をする。
・・・・・順を追って、三原昭夫先生の治療を、ご紹介していきたいと思います。・・・・・


